アドレス日本一周 west[149]
投稿日:2013年4月29日
神武東征船出の地
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11月1日。今日は朝から抜けるような青空が広がっている。昨日はさんざん冷たい雨に降られたので、青空がすごくうれしい。
「ホテル竹乃屋」の朝食を食べ、8時、川南を出発。青空の下、スズキの125ccスクーター、アドレスV125Gを走らせる。
国道10号を北上。都農では国道の脇にある都農神社を参拝する。ここが日向国の一宮。祭神は大己貴命で、大国主命のことだ。
美々津では耳川河口の「神武東征船出の地」へ。ここには立磐神社がまつられている。神武天皇の腰掛岩もある。日本初代の神武天皇はここから船出し、大和を目指した。それにちなんで、ここには「日本海軍発祥の地碑」が建っている。見上げるような大きな碑には神武東征の船が飾られている。
美々津を船出してからだが、神武天皇の軍団は瀬戸内海を横断し、河内に上陸して大和に攻め入ろうとした。しかし河内一族は強く、激しい反撃をくらい、反対に撃破されてしまい、神武天皇はここで兄を失った。
大きな痛手を負った神武天皇の軍団は紀伊半島を南下し、熊野川の河口近くに上陸する。ここでは思いもかけない熊野一族の支援を受け、八咫烏の先導で熊野川をさかのぼり、大和を背後から攻めるという奇襲作戦を成功させ、大和・橿原の地に征服王朝を打ち立てた。これが「記紀神話」の世界だ。